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陶芸 Archive
ぐい呑み-お気に入りの一品(粉青沙器)
- 2009年7月 5日 00:06
- 陶芸
作品集には載せていない最初に作った粉青沙器のぐい呑みです。
「粉青沙器」とは「粉粧灰青沙器(ふんしょうかいせいさき)」の略語で、李朝時代の15~16世紀にかけて作られた、『白化粧を施した上に青磁釉を掛けた陶器』を意味します。
なかなか、思うようにできなかったのですが、
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ぐい呑み-お気に入りの一品(窯変斑唐津)
- 2009年6月14日 23:01
- 陶芸
作品集には載せていないお気に入りの一品です。
2度とできないだろうと思いますので自分だけのものとして保存していますが
友人数人から自分だけ見るのはもったいないと言われたので公開していきます。
今回は、
斑唐津なのですが、窯変で銀色になっています。
しかしながら、
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胡蝶楽群遊工房の看板
胡蝶楽群遊工房の看板を新しく作ることにしました。
ちょうど義父の実家の山に楠を伐採したときの板材がありましたので、その中からちょうど良さそうなものを選んで表面を削って家に持って帰りました。
寸法は、長さ120cm、幅広いところで60cm、狭いところで45cmです。
厚さは約6cmあるので結構重たいです。
中央のへこんだところに陶板を埋め込む予定です。ノミで地道に削っています。
題字のデザインはこれから考えていく予定です。
製作工程を徐々にアップしていこうと思いますが、完成はいつになることか・・・
楠は、昔から、仏像彫刻用材でもっともよく使われている木が、楠です。楠は大きく何百年もすると写真のように大きな木になります。昔から神聖な域で育つ楠は神社などで大切にされています。
大きくやさしく力強く伸びる木は本当に寛大なものですね。根強く力強いのが伝わってきます。この木に負けないような作品を作っていこうと思います。
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福田 美津子 作陶展
- 2009年2月24日 23:00
- 陶芸
陶ひな人形・動物小物・陶アクセサリー・ポストカードなど、ほんわか楽しい作品を展示販売しています。
絵本の中から飛び出したような、猫やウサギ、フクロウなどが皆様をメルヘンの世界へ・・・
●会場 アートカフェ ぎおぎお
佐賀県小城市三日月町久米2120-2
(JR小城駅前 徒歩1分)
TEL & FAX : 0952-73-5030
●会期 2009年2月24日(火)~3月1日(日)
●開館時間 AM11 : 00~PM 6 : 00 (最終日 はPM 5 : 00まで )
●観覧料は無料です。
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唐津焼の魅力について
唐津焼は、「砂目(すなめ)」と呼ばれる粗くざっくりとした土味と渋い色調が特徴です。
これが素朴さ、温かさ、力強さという唐津焼の魅力ですね。
唐津焼は「使われることで完成する」焼き物であると言われています。それは、唐津焼が料理を盛ることで完成する芸術品であり、"用"のための器であること、また、使うほどに土色が変化し、貫入(釉薬に発生するヒビ割れ)が入ることで味わいが増し美しくなる、ということを意味します。
唐津に限らず、器は生きています。心から心に、使われつつ、愛されつつ、人を和ませ、もくもくと働き、そして育てられていきます。
大切に愛され使われている器は、本当に和やかな姿になりますね。貫入(釉薬上に入っているこまかいヒビ)も柔らかな風合いを醸し出していきます。
器たちは日々使うことで、育ちます。
土がしまり、しっかりと頼もしくなり、ますます使うのが楽しみになりまよね。
器たちと過ごす日々は、誰にとってもかけがえなのない時間です。
器と話をするように、日々、器を使ってください。
そして、土の暖かさや、手触りを確かめながら、器たちと楽しんで付き合ってください。
使い込んだ汚れやシミなどの変化を楽しみながら、あなたの使い方でしか生まれない、世界にひとつの器を育ててください。
写真は「灰釉茶碗(奥高麗)銘『瑞雲』」1590~1610年代の茶碗です。
今使っている茶碗も400年後にはこのようになるといいですね。
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「桃山」という時代について
日本の陶芸史上で最も美しい陶芸の時代がこの「桃山時代」ですね。
この時代は、わずか40年しかなく、この桃山時代に完成された「茶の湯」とういう日本独自の文化の美意識が今日まで続いている気がします。
その中でも、「志野」「美濃」「唐津」は優れた創造的な陶芸でしたが江戸時代には衰退していきました。それを「加藤唐九郎」、「荒川豊三」、「北大路魯山人」などの陶片家と呼ばれる人たちにより発掘され、その復興により再び「桃山」という時代の美意識が現代に伝わっています。
古唐津の魅力もさることながら、「志野」もすばらしい焼き物です。
今季の炎芸術に「桃山から現代」までの「志野」が特集として掲載されています。
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古唐津に魅せられて
唐津焼の起源は明確ではありませんが、唐津は古くから対外交易拠点であったため、安土桃山時代頃から陶器の技術が伝えられていたといわれ、室町時代の末頃には既に岸岳城下で高火度の施粕陶器が焼かれていたと考えられています。
文禄、慶長の役以後、多数の陶工達が渡来してからは唐津焼は黄金時代をむかえますが、陶石の発見にともない、陶器から磁器へと生産が移るようになってしまったようです。
西日本では一般に「からつもの」と言えば、焼き物のことを指すまでになり、とりわけ桃山時代には茶の湯の名品として知られ、「一楽二萩三唐津」などと呼ばれ、唐津焼は人々の日常生活の雑器の需要にこたえ、また茶人の間で、茶陶として高い評価を受け続けてきました。
そのような唐津を「古唐津」と呼んでいます。
「古唐津」や「唐津焼」は「絵唐津」、「黒唐津」、「青唐津」などたくさんの種類や、「叩き」、「蹴轆轤」などの技法があり、たくさんの見所があって魅力もたくさんあります。
このblogでは、「古唐津」の魅力や、唐津焼きに関すること、また日常の出来事などを綴って行こうと思います。
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