- 2009年6月14日 23:01
- 陶芸
作品集には載せていないお気に入りの一品です。
2度とできないだろうと思いますので自分だけのものとして保存していますが
友人数人から自分だけ見るのはもったいないと言われたので公開していきます。
今回は、
斑唐津なのですが、窯変で銀色になっています。
しかしながら、
温度がこの釉薬に対して高かったのでしょう。
そのため、釉薬が流れてしまってこのような景色を作ったのだと思います。
それも斑の部分が銀色になっています。
このときは、数個同じ釉薬をかけていたのですが、このようにできたのはこの1個だけです。
飲み口は斑唐津特有の青い筋もありますし、
腰の部分は少しだけ紫色がかっています。
還元と火の変化の偶然が作り出した色でしょうが
こんな不思議なものができるので陶芸は止められませんね。
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