日本の陶芸史上で最も美しい陶芸の時代がこの「桃山時代」ですね。
この時代は、わずか40年しかなく、この桃山時代に完成された「茶の湯」とういう日本独自の文化の美意識が今日まで続いている気がします。
その中でも、「志野」「美濃」「唐津」は優れた創造的な陶芸でしたが江戸時代には衰退していきました。それを「加藤唐九郎」、「荒川豊三」、「北大路魯山人」などの陶片家と呼ばれる人たちにより発掘され、その復興により再び「桃山」という時代の美意識が現代に伝わっています。
古唐津の魅力もさることながら、「志野」もすばらしい焼き物です。
今季の炎芸術に「桃山から現代」までの「志野」が特集として掲載されています。
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