- 2009年5月22日 18:42
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奈良県・興福寺の八部衆像・阿修羅像(国宝)は、優しい少年のような紅顔が、眉根を寄せ、愁いを含んだ阿修羅像の表情には、観る者の心を引き付け、視線をそらすことが出来なくなるような魅力を備えています。
しかし、この像が多くの人々を魅了するのは、如来像や菩薩像が、慈愛に満ちた尊像であっても、崇高な礼拝の対象として、自分たちからはるかに卓越した存在であるのに比べて、この像は、もっと人間に近い身近な感じの像みたいみ見人々の心を捕えているのではないでしょうか。
こんなことを綴ったホームページを作りました。
下記を見てください。
http://asura.kokaratu.com/
7月には九州国立博物館に来るのでとても楽しみです。
仏像は、仏教とともに伝えられてきたのですが、
時代とともに変遷があって、時代時代の顔や製作方法もあってとても興味深いものがありますね。
今回、看板を製作していて、昔の仏像もこんな風にノミで作っていたのかなと想いながら、
図書館に行ったときについ、仏像の見方と作り方という本を借りてきて見ていてはまってしまいましたね。
さらに、東京国立博物館で開催中の「阿修羅展」の開催の番組を見たら引き込まれてしまいました。
それから、図書館と本屋さんで阿修羅に関することを調べるうちに自分なりに整理しようと思ったのがホームページを作るきっかけです。
基本的に自己満足の世界ですね。
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